【新商品レビュー受けてみた】ゲーマーへあぴん vol.2

スマホでハマっていた育成ゲームのデータが突然消えた。育成させ続けたあの時間もこの時間も、なかったことになって、アプリを開くとわかり切ったチュートリアルが流れてくる。原因はわからないし、とりあえず今は辛いから、アプリをそっとホーム画面から消した。

 

そんななか、タイミングがいいのか悪いのか届いたTAMA-KYUの新商品「ゲーマーへあぴん2」。先月発売されたVol.1に続き、早くももう第二弾である。

 

今回も前回同様ヘアピンに、ゲーマーなら馴染みあるセリフが施されている。

 

種類は10種類。なんだか前回よりも言葉がマニアック化している気がする。さっそく一つずつ見ていこう。

 

「あったまってきた」

 

ゲームに燃えてあたたまってくる感覚はわかるが、あしらわれている怒りマーク。なぜ怒っているのだろう。もうすぐ夏。猛暑の日にゲームでさらにあたためられてしまったら、確かに怒りを覚えてしまうのかもしれない。気をつけよう。

 

「実況中」

狩野英孝さんのゲーム実況「EIKO!GO!」が大好きだ。壊滅的な下手さから生まれる珍プレーの数々には、いつも癒されまくり。狩野さん、ぜひこのヘアピンをつけてゲーム実況してくれないだろうか。きっと癒しが増すこと間違いない。

 

「神エイム」「クソエイム」

 

シューティングゲームで、狙いが神がかっていることを神エイム、うまく定まらず外してばかりいることをクソエイムというらしい。昨日見た狩野英孝さんのシューティングでは、10発しかない弾を初っ端から7発も無駄撃ちしてしまっていた。いつか彼に神エイムが降臨しますように。

 

「ガチ勢」「無課金勢」

 

私は無課金勢としてスマホゲームにハマっていた。無課金だからこそ毎日ログインして無料ガチャを必ず回し、多大なる時間をかけて育成してきて……、思い出せば出すほど辛くなる。

 

「激ローか?」

 

敵の体力が少ない瀕死状態を「激しくLow」=「激ロー」というらしい。HPゲージがかなり危険な状態を示している。明らかな激ローな状態なのに「?」と疑問系なのは、敵を煽ってまだまだ戦いたいという気持ちがあるように思える。この商品、きっとドSな人が企画したのだろう。

 

「芋虫スナイパー」「射線切って」

 

またもやシューティングゲームの用語。敵の射撃が当たらないような場所に身を隠すことを「射線を切る」、移動せずに地面に這いつくばったままの姿でいることを「芋虫スナイパー」と揶揄するとのこと。せっかくのシューティングゲーム、撃つこと、攻撃することに意味があるのではないだろうか。それでいうと狩野英孝さんは常に戦いの姿勢をくずさない。さすがである。

 

「キャリーよろ」

 

上手なプレイヤーが、他のプレイヤーをカバーすることをキャリーというらしい。キャリーできる人間は一流プレイヤーということだ。それにしてもこの顔、キャリーしてもらう側の人間にしては調子に乗っている気がする。でも、生き抜くためには、これくらいのあざとさも必要なのかもしれない。ゲームの世界だけでなく現実社会においても、「キャリーよろ」とさらっとお願いできる力がある人間が、結局最後まで生き残ることであろう。